「私たちは一つの作品に一つ大事なものを隠しています」
モザイク東京の理念です。
隠したものに答えなどない。
ただ見てくれた人が隠されたものを探そうとすること。
そしてそれぞれの答えを見出すこと。
発信するだけでなく、受け取るだけでなく、一緒に作品を作っていきたい。
皆さまと共犯者になりたい我々が掲げている理念です。
「朝陽が昇るまで待って」のテーマは
『愛』
これはモザイク東京のテーマと言ってもいいかもしれませんね。
それは『恋愛』なのかもしれないし『友愛』なのかもしれないし『家族愛』なのかもしれない。
人に対する『愛』なのか、自分に対する『愛』なのか。
『愛』といっても沢山の解釈があります。
この作品に込められた沢山の『愛』
貴方がどのような『愛』を受け取るかわかりません。
受け取らない人だっているかもしれない。
ただ、僕たちは間違いなくこの作品に沢山の『愛』を込めました。
これからの文章は書くかどうかとても迷いました。
ただ、モザイク東京が目指すのは『世界平和』であること。
そして僕がプロダクションノートという自分の想いを発信する場があるという事。
これも一つの機会だと思い、今の気持ちを綴らせていただきます。
今この文章を書いてるのは2022年2月25日。
世界はとんでもない方向に進もうとしています。
どうして戦争が起きるのか、どちらが悪いのか。
ここ2、3日で聞きかじった知識で判断することなんか出来ません。
ただ、間違いなく言えることは
戦争なんか世の中からなくなればいい。
人と人が殺し合うのに正しさも何もないと思う。
僕はとても幸せな家庭に生まれました。
両親がいて兄弟がいて何不自由なくここまで来ました。
とても恵まれた環境で、沢山の『愛』を受けて育ってきた僕の言葉は、違う世界にいる人達にとっては戯言にしか聞こえないのかもしれない。
だからこそ、『愛』を知ってるからこそ声を大にして叫ばなければいけない。
「戦争は間違いである」と。
間違いを正当化するのが『力』なら、正しさを正当化するのは『愛』だと思うから。
僕たちはとても小さな存在です。
いくら僕らが叫んだところで戦争0にすることことなんて絶対に出来ない。
ただ、もしかしたら1は減らすことが出来るかもしれない。
いつか世界が平和になった時、モザイク東京もその中の一部になれたと胸を張って言えるように、これからも『愛』を発信し続けます!
吉木遼