「朝陽が昇るまで待って」の千人役でありモザイク東京のメンバー『松谷鷹也』
彼と初めて出会ったのは2020年10月に行われたJACOワークショップでした。
第一印象は
大きいもじゃもじゃ
でした(笑)
ただ、ワークショップを続けるうちにとても魅力的な役者さんだなと思うようになりました。
彼が持ってる『独創生』『人と違う事をしてやろうというメンタリティ』『純粋さ』は僕が持っていないものでした。
このもじゃもじゃはただのもじゃもじゃじゃないな。
彼に対してそんな想いを抱いていたのを覚えてます。
基本的に人見知りな僕。ワークショップ中もあまり松谷鷹也(以降タカちゃん)と話す事はありませんでした。
そんなある日のワークショップ。
タカちゃんと2人芝居をやる事になりました。
今まで一緒にお芝居をした事はあったけど、こうやって2人でガッツリ絡むのは初めてでした。
この2人なら何か面白い事をやってくれるだろうそして僕自身、タカちゃんとなら何か面白くなりそうと思ってました。
しかし、期待とは裏腹に、初の2人芝居はグダグダの極み(笑)
何もかもが全く合わなかった。先日この時の動画を中井さんに見せていただいたのですが、本当に見るに堪えなかったです(笑)
その時の様子はこちら
心して見て下さい。
僕とタカちゃんって好きなものが全く合わないんですよね。何か二択があると必ず反対を選ぶんです。
多分この時もお互いにやりたかった事が真逆だったのかなと今になって思います(笑)
そんな事件がありつつも、ワークショップは無事に終わりました。
JACOワークショップは必ず現場に繋がるワークショップ。
近いうちにまたタカちゃんと会う事もあるだろうと思っていたある日、中井さんから連絡が来ました。
「松谷鷹也をモザイクに入れようと思うんだけどどう思う?」
2人で走り始めてまだ1ヶ月ちょっとしか経ってなかった新生モザイク東京。
これから頑張ろうというタイミングでまさかのメンバー増員!!
この時の正直な僕の感想は
「タカちゃんならいいか」
何か面白くなるような気がした。
タカちゃんが入れば、きっと色んな魅力を出す事が出来る団体になる。
そして、僕もきっと彼から沢山のことが学べる。
二つ返事で僕は中井さんに同意しました。
タカちゃんをモザイクに迎えて新生モザイクは走り出します。
そして始まった「朝陽が昇るまで待って」朗読ver。
映画「朝陽が昇るまで待って」への一歩がここから始まりました。
吉木遼